投稿者: ステンドラも薬であるため、必ず副作用が付いて回ります。
特にED治療薬には、急激な血流増加による「主な副作用」と、主成分であるアバナフィルに対するアレルギーによる「まれな副作用」があります。
「主な副作用」の多くは、ステンドラが効果を発揮し始めた結果としての状態で、特に問題となる症状ではありません。
しかしながら、その症状がひどい場合は、服用を中止することをおすすめします。
一方で、「まれな副作用」は健康に重篤な被害を与える可能性が高いので、この場合は直ちに服用を中止し、泌尿器科医またはクリニックに相談するようにしてください。
主な副作用
ステンドラの副作用も、他の ED治療薬と同じ症状が現れることが多くあります。
アバナフィルは、血管を拡張して血流を増加させることで作用するため、次の副作用が起こりやすくなります。
紅潮
ほてり感
頭痛
動悸
目の充血
鼻づまり
めまい
などがあります。
これらの副作用は、ステンドラを飲んだ人の10〜15%程度の人に見られる「主な副作用」であり、医学的には「薬が効き始めているサイン」と見なされています。
そのため、まったく気にならない軽度の症状を経験する人もいます。
また放置していてもその後重症化することはありません。
まれに一過性の視覚障害が起こることがあり、その間は光に過敏になり、「まぶしい」や「いつもと色の見え方が違う」などの症状が現れることがあります。
ただし、この光線過敏症も、アバナフィルの半減期 (5〜8時間程度) 後に自然に消失します。
英語版のエビデンスによると、比較的副作用の少ないED治療薬として認められていますので、過度な心配はせずに通常の飲み方をしていれば深刻な健康被害に発展することはありません。
このような「主な副作用」で注意しなければならないのは、立ったり歩けなくなったりする頭痛やめまい、目の充血にともなって目やにや眼痛を起こしているような場合です。
どうしても頭痛が気になる方は、ロキソニンなどの鎮痛剤との併用も可能です。